

このように若い方でもまぶたの皮膚は切除しないと
皮膚が余ってしまいます。 マジックで書かれた範囲が
切除される皮膚です。
これは黒目をしっかり出して目ヂカラをアップさせる治療です。
この手術を行って目を大きくすれば、目と眉毛が近づきますので、その部分の皮膚が余ります。
その分の目のタルミもしっかり切除することが必要です。
また、手術後は二重になります。ただ、個人差もありますが、広い二重にはなりにくいです。
その理由としては、目を大きく開けるということは、二重をせまくすることになるからです。
また、手術後、まぶたが楽に開くようになったときには、オデコが落ちてきますので、
落ちた分だけ皮膚がかぶって、二重はせまくなってしまいます。
実際に目だけでオデコのほうを見てみましょう。二重はせまくなります。
この状況が眼瞼下垂症の手術後の二重の状態です。
ただそのような状況の中で、極力広い二重を作製するようにしています。
そうするコツはあまっている皮膚をしっかり切除することです。
これまで4000例以上の手術を行ってきましたが、10代の症例でも皮膚を切除します。

これは座位で、患者さんの目の開き
をチェックしています。
寝た状態よりも開き具合が
よく分かります。

眼瞼挙筋は外側に向かって
伸びてますので、
黒いラインの部分を切離します。

内側に眼瞼挙筋をシフトさせます。
麻酔は局所麻酔です。これは手術中に何回も目を開けてもらうことが必要ですので、
全身麻酔や静脈麻酔といったように眠らせて行う手術ではできません。
手術は当然 仰向けに寝た状態で行いますが、実際の目の開きをチェックする場合は、患者さんには起きてもらって、チェックします。
もし希望なら自分で目の開きをチェックすることもできます。
ただこのときは二重はまだできていませんので、あくまで目の開き・黒目の露出具合と左右のバランスを見ます。
手術はまずデザインどおりに皮膚とその下にある眼輪筋を切除します。
そのあと眼窩隔膜を切開して眼窩脂肪を露出させます。この眼窩脂肪をよけると眼瞼挙筋が見えます。
眼瞼挙筋は、概則に向かって走っていて、目頭側では非常に薄く弱い膜になっています。
ですのでこの手術をした後で外側(目尻の方)がよく挙がって、内側(目頭側)があまり挙がらず、
爬虫類っぽい目(ワニやトカゲのような目)になることがあります。
こういった状態を避けるために、眼瞼挙筋の外側を切離して、眼瞼挙筋自体を内側にずらして、目頭側もしっかり上がるようにします。
目頭側と目尻側が同じように上がる、海面から背中が見えているくじらをイメージして目を挙げるようにしています。

こんなくじらをイメージ → これを黒目をかいてみるとこんな感じ
この眼瞼挙筋を瞼板に固定します。通常3箇所固定します。その後座位にてチェックして、左右差など無ければ
皮膚を縫合すると同時に二重を作製します。

眼瞼挙筋を瞼板に
固定したところです。

手術直後です。
手術後について 手術後翌日が一番腫れます。この強い腫れは3~4日続きます。 ただ4~5日目にすっと腫れがひく時期が来るようです。 また目の周りに、紫色の内出血が出ることがあります。 これは1週間あればずいぶんと黄色になってきますが、この黄色い出血斑も改善するとなると約2週間かかります。 抜糸は1週間後です。抜糸が終わるとアイメイクができます。

抜糸直後ですが、まだ黄色く内出血
が見えます。この直後から
アイメイクが可能になります。
この手術後 翌日からお顔を洗うことができます。洗髪してシャンプーが、傷についてもかまいません。
ただしシャワーだけで、湯船につかるのは抜糸までは禁止です。
体を温めるという行為は、腫れを助長させる危険があるためです。
傷跡は手術後1~2ヶ月は赤く固く、目立ちますが、3~6ヵ月後には白い線になってしまいます。
お化粧でごまかせますが、スッピンになっても分からないくらいになるのにはやはり白くなる3~6ヶ月かかります。
二重の幅は、初めは広いですが徐々にせまくなってきます。これは腫れ・浮腫みがひいてくると共に、眉毛が少しずつ
下降してくることが原因です。
この手術後、まぶしい・涙がいっぱい出る・逆に乾く・目が引っ張られる、突っ張るといった症状が出ることがあります。
この手術後は涙の量は変化ありません。乾く人は目薬を使用して慣れてください。
涙がいっぱい出る方は、日中サングラスを使用すると早くなれることができます。65歳ぐらいまではほぼ全員で慣れてます。

腱膜性眼瞼下垂症になると、視野の妨げにならないよう、これまで以上に力をいれてまぶたを持ち上げようとします。
しかし私たちのまぶたはそれほど力持ちではないので、無理しなければなりません。
この病気になり始めたときは、まぶたが重い、最近ものすごく疲れる、夜眠りが浅いなどの症状で始まることが比較的多いようです。
この状態が続いて症状が進行すると、午前中でさえまぶたを持ち上げることができなくなります。
また朝から疲れてやる気が失せて、ひどいときにはうつ病になります。10代では引きこもりや不登校になることもあります。
自覚症状としては重いものを持ち上げる、または持っているときのことを思い浮かべてみればわかりやすいでしょう。

といった症状を自覚します


まぶたを持ち上げる筋肉を眼瞼挙筋といいますが、
眼瞼挙筋の腱膜がまぶたからはがれてしまい、うまく力が伝わらない状態が眼瞼下垂症です。
初期は無理して目が開けられますが、目の上が陥凹し、頭痛や肩こり、おでこの横シワなどの症状があらわれます。
進行すると、無理してもまぶたが開かなくなります。
上方が見づらくなり、視野が狭くなります。
常に目が緊張状態で、疲労・倦怠・うつに悩まされ、おでこに力を入れ続けた結果、眉毛が上昇します。
また、無意識に口を強く噛んでしまい、側頭頭痛、あごが疲れるなどの症状が出現します。

腱膜とまぶたの付着は非常にデリケートですので、ちょっとした事で眼瞼下垂症になる可能性があります。

2000年から腱膜性眼瞼下垂の手術を始め、これまでに2400例行いました。
腱膜性眼瞼下垂による肩こりは手術をすることにより約90%改善し、眼性頭痛・偏頭痛は約98%改善しました。
手術後は全員、上方が見やすくなります。
以下のような症状がある人は、相談してみてはいかがでしょうか。


| この方は名古屋大学で美容外科診療部長を行っている先生です。術前の写真です。肩こりがひどく、眠りが浅いといった症状があります。 | クリップでまぶたをつまんで目を大きくしてみました。このとき肩こりの改善を自覚しています。術後のイメージがこんな感じです。 | まだむくみはありますが、目がすっきりしました。自覚症状の改善は「肩こりが取れた」「午後急激に眠気に襲われることがなくなった」「体が軽くなった」とのことです。手術は今年の2月3日に行ってますので、今後は随時アップしていきます。 |

| 黒目が1/3ほど隠れています。肩こりがありました。 | 術後2ヶ月です。肩こりもなく、「まぶたが自動ドアのように軽く開くというか、自然に開いてしまう」「まぶたを開けることがこんなに楽だとは思わなかった」というのが彼女の談話です。 |

| この方も肩こり・頭痛を主訴に手術しました。 | 若返り効果とともに、肩こりがすっきり取れました。術前に比較して、目に余分な力が入っていなくて、リラックスした印象を受けます。 |

| 80代の方ですが、目は自分で開けることができずに、絆創膏を貼ってます。よく見ないと絆創膏が見えないです。 | 術後ですが、自分の力で目が開くようになりました。もう少し開けたかったのですが、もともと目が乾きやすいので、控えめにしてあります。この人の喜びようは大変なものでした。「首筋の痛いのが取れた」と言ってました。 |

| 肩こりと、眠そうな目つき、また上方が見にくいのであごが上がってしまうといった症状で来院され、手術しました。 | 術中の目の開け具合を見ました。幼稚園児のようにかわいい真ん丸い目になってます。手術は2月16日に行っています。今後については随時アップしていきます。 |
























